お悩み解決コラムCOLUMN

勤怠システム、カスタマイズの必要性 事例(2)

特別休暇の追加

 2019年4月から施法された「働き方改革法案」を皮切りに、長時間労働や有給取得等の勤怠管理に対して厳しく管理をする企業が増えてきました。今まで紙やExcelで管理を行ってきた企業にとってより細かく正確に勤怠管理を行う事は至難であり、更に最近では感染症拡大の影響によって在宅勤務や時差出勤など複雑な勤務形態が増えてきたため苦労をしている担当者も多いのではないでしょうか。これらの管理を正確に行うためには「勤怠システム」の導入が必要不可欠です。

 勤怠システムを導入するにあたって一番重要視しなくてはならない事は「自社の勤怠管理に対応できているか」です。実際に導入してみたものの、使えない機能ばかりでは意味がありません。

 弊社の展開する社労士監修の勤怠システム「勤怠トラスト」では正確な勤怠管理はもちろん、各会社の希望に合わせて「カスタマイズ」による機能追加が可能となっております。(※カスタマイズには別途料金が必要となります。)

 今回は実際に弊社で行ったカスタマイズによる新機能の事例を紹介いたします。

【企業概要】

・IT企業

・通常勤務制

【背景・課題】

・ワークライフバランスを重視しており、従業員の為に有給とは別に多くの自社オリジナル休暇制度を導入している。(誕生日休暇、家族休暇・・等)

法律で定められている休暇ではないため標準機能としてこれらの休暇が登録されておらず、また新規作成で追加できる勤怠システムがない。

【要望】

・勤怠システムを導入する際には、これらの休暇もシステム内で申請・承認・残日数管理が出来るようにしたい。

・今後休暇が増える可能性があるため、その際にも追加作成できるようにしたい。

【開発期間・内容】

・期間:約3週間

・申請書内の休暇欄に独自の休暇を追加で作成。有給や振休など、標準装備の申請と同様の方法で申請書作成、承認が出来るように対応。

・各休暇の「管理台帳ページ」を作成し、残日数の表示や変更操作が可能。時効となった休暇は自動で削除されるように対応。

 勤怠トラストの標準装備として、有給休暇・特別休暇・残業申請・休日出勤申請・打刻修正申請・・など、多くの申請書を上げる事が可能となっております。またオプション機能として「経費精算」機能を追加すると稟議書・交通費精算などの申請も同様に使用でき、ほとんどの企業で使用している申請を勤怠トラスト内でカバーできると考えております。

 しかし企業独自の休暇を持っていて、その残日数管理までしっかり行いたいといった場合にはカスタマイズをお勧めします。今回の事例の企業様では、カスタマイズを導入した事で今までExcelにて休暇毎に管理していた日数を一括で閲覧・管理できるようになり、労務担当者の時間が有効に使えるようになった結果、生産性が上がったとのお声を頂きました。

 勤怠システムの開発だけでなく、オーダーメイドによる基幹システムの導入・保守管理を行っている弊社には、豊富な業務知識を持ったエンジニアが数多く在籍しています。勤怠システムの導入には興味があるけど、自社に合った内容の物がなかなか見当たらない・・といったお悩みをお持ちの担当者様は是非一度、カスタマイズを視野に入れてみてはいかがでしょうか。お問い合わせ、お待ちしております。

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